: earth_setting.rb の設定について
: E-mail 転送のルールの設定
: 設定の例
  索引
次に、この Rule
の書き方について説明します。
- 0 番目
- ヘッダ で パターンマッチする際にどんなパターンで
行うか?というタイプです。ヘッダのエントリ
('to', 'from', 'subject', 'received' 'message-id' 等)の他に
以下のようなタイプを指定できます。
- 'all': ヘッダ の全ての行で パターンマッチを行う。
- 'tocc': To, Cc のアドレスによって、パターンマッチを行う。
- 'destinations': 'tocc'と同じ。
- 'default': Default の動作。
- 1 番目
- パターンマッチする際のキーワードを書き込みます。
Regexp.new(キーワード) として、正規表現を作って、判定するので、
この部分は、 Ruby の正規表現を使うことができます。
- 2 番目
- メールを転送する際の最大の Byte 数を書き入れます。
この部分は省略可能で、省略した場合は、
DefaultCutMaxbyte
の値が適用されます。
- 3 番目
- メールを転送する際に 2 番目の Byte 数でメールを分割する
訳ですが、それを何通送るのか、という設定です。
-1 は無限大を表します。この部分も省略可能で、
省略した場合は、
DefaultMaxNumber
の値が適用されます。
- 4 番目
- メールを再転送する場合の、メールを転送する際の最大の Byte 数
を書き入れます。再転送に関しては、後程説明します。
この部分は省略可能で、省略した場合は、
DefaultRegetMaxbyte
の値が適用されます。
- 5 番目
- メールを再転送する場合に、それを何通送るのか、という設定です。
3 番目と同様に -1 は無限大を表します。更に、この部分も省略可能で、
省略した場合は、
DefaultRegetMaxNumber
の値が適用されます。
- 6 番目
- 隠しコマンド
です:-)。 この動作について知りたい方は、
申し訳ありませんが、src code をお読みください
(e.g.
grep data[6] earth_lib.rb
)。
よく分からない場合は、使わない方がいいと思います。
簡単な例としては、以下のようなものが使えます。
- "$just = true": メールを分割せずに、そのまま転送します。
- "$noinfo = true": ヘッダ情報を転送しないようにします。
- "$nobody = true": メールの本体を転送しないようにします。
この Rule
ですが、
最初の要素から パターンマッチを行います。つまり、
Masaharu FUJITA
平成15年7月15日