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2002/7/29 版をインストール
ちょっと OS の更新をさぼっていたので、久々の更新です^^;。
今回は、「ここまで待ったからには DP2 まで待とう」と決めて
いたのですが、帰省の都合があり、あえなく断念しました;_;。
2002 年 7 月 29 日の朝の時点で
- daily SNAPSHOTs
の最新の 5-current の配布物で、2002 年 7 月 8 日の SNAPSHOT
が最新だったこと
- Build 時のログファイルを見る限りでは、boot floppy 関連で
落ちているようであること
という理由から、今回は、
- デスクトップマシンに 2002 年 7 月 8 日の SNAPSHOT を
インストールし、cvsup+ make world で最新の CURRENT を
つくる。(ついでに自分の必要な package も^^;)
- デスクトップマシンに 2002 年 7 月 8 日の SNAPSHOT を
インストールし、デスクトップの /usr/src 以下を NFS で
mount し installkernel+installworld のみを実行。
1. で作った package を pkg_add することによって楽をする^^;。
という方法を取っています。
make world の方法や package の作成、NFS についての詳細は、別ページにて
お調べくださいm(__)m。以下、メモ程度ですが、設定に関する変更点(?)を
書きます。
/etc/make.conf
/etc/make.conf には、次のような変数を加えました。
- 2002 年 1 月 27 日以降の /usr/share/mk/bsd.cpu.mk では
CPUTYPE を default に設定しないと _CPUCFLAGS とかいう
変数が勝手に設定されて、更には CFLAGS に反映されるようです。
(自動的に CPU に最適化されたオプションが追加されるので、
便利になったと言えば、便利になりましたが、^^)
今回は、コンパイルした OS と package は、違う CPU の
マシンで使いたいため
NO_CPU_CFLAGS=yes
を追加しました。
- 依存する port の配布物も package 化したかったので
DEPENDS_TARGET=package
を追加しました。
- Ruby(/usr/ports/lang/ruby)がどうしても make できなかったので、
/usr/ports/lang/ruby-devel をインストールすることにしました。
よって、
RUBY_VER=1.7
を追加しました。
LANG について
4.6-RELEASE で LANG が ja_JP.eucJP に移行したため、
ja_JP.eucJP で大体のアプリケーションが動くはずです。
よって、
LANGは
ja_JP.eucJP
に設定しましょう!
perl について
最近の CURRENT には、perl が含まれないようになりました。
が、port のインストールで使ったりするので、
最初に /usr/ports/lang/perl5 をインストールする
ことをお勧めします。また、pkg_add の際に /usr/bin/perl を
使うスクリプトを使うようなので、
mv /usr/bin/perl /usr/bin/perl.org
ln -s /usr/local/bin/perl /usr/bin/perl
mv /usr/bin/suidperl /usr/bin/suidperl.org
ln -s /usr/local/bin/suidperl /usr/bin/suidperl
とすると良いかも知れません。
アプリケーションについて
- 大体は ports から make できるのですが、make できない
アプリケーションもあるみたいです。特に KDE2 が悲惨な状況でした;_;。
- また、mozilla も、うまく動かなく、動いたとしても
指定した URL に接続できなかったり、
酷いときは、再起動してしまいます。
wazilla をダウンロードして、試してみましたが、
同様な結果になりました。その後に
ダウンロードしてきた
Linux 用の Netspcae-7.0-PR1
ならうまく動いてくれたため、ノートパソコンでは、こちらを
使用することにしました。また、翻訳魂もうまく動きませんでした…。
- [2002/8/4追記]:
mozilla は ports-current にて対応済の様です
cvsup をしてみたら、ports/www/mozilla に
files/patch-nsprpub::pr::src::pthreads::ptio.c
という patch が追加されていました。内容を見ると、どうやら
IPv6 系への patch でした。そこで、
config file で IPv6 関連のオプション等を消した後 kernel を再構築
したら、mozilla は見事に起動し、Web を見ることが
できるようになりました!:-)
(多分、porst-current では上記 patch にて対応済なのですが、
作り直す時間が無かったので、小細工をしてみました。^^;)
FIVA へのインストール
CD から boot させた時に
if_rl.ko の load に失敗した
というメッセージが出ました。その後、FTP インストールを
選択したのですが、案の定 rl は選択できませんでした。
私自身は、miibus.ko の load の順番が問題なのかなぁとか
思ったりしています。"では、PCCARD のネットワークカードでの
インストールを!"と試みたのですが、PCCARD が認識されず
断念しました。色々と作業した後、結局、
rl を含む kernel で boot すれば良い
ということに気が付きました。と言うわけで、以下のような作業を
行いました。
- rl を含むなるべく小さな kernel の構築し、gzip で圧縮する。
- これを boot.flp の kernel.gz と置き換える。
boot.flp は、4.x 系の場合は、vn を含む kernel を作って
vnconfig /dev/vn0 boot.flp
mount /dev/vn0 /mnt
にて mount して、/mnt/kernel.gz を置き換えてください。
umount は、
umount /mnt
vnconfig -u /dev/vn0
で実行できます。5-CURRENT では、vn はないので、vn のかわりに
md を使って、mount は、
mdconfig -a -t vnode -f boot.flp -u 0
mount /dev/md0 /mnt
umount は、
umount /mnt
mdconfig -d -u 0
でできるはずです^^;。
この様に kernel.gz を置き換えた boot.flp を含む
CD を作成し、めでたく(?) 2002 年 7 月 29 日付けの CURRENT が
インストールされ、一通りのアプリケーションが
揃ったことになります。
FIVA 特有の設定に関しては、次のページを御覧ください。
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